世界に存在する伝説の刀 その7
みなさんこんにちは!
株式会社DARIANを経営する隠れ中二病患者、岡本大助です。
このブログは僕が自分の中二病趣味を垂れ流す
完全自己満足スペースです。
『国宝 七支刀(しちしとう)』
今回ご紹介するのは、古代倭王家に仕えた豪族物部氏の武器庫であったとされる
奈良県天理市の石上神宮に伝来した鉄剣「七支刀(しちしとう)」です。
この形状、何かしらで見たことあるでしょう?
心くすぐられますなあwww
七支刀は、石上神宮(いそのかみじんぐう)に伝来した古代の鉄剣。
その由来は早くに忘れられ、神宮ではこれを「六叉の鉾(ろくさのほこ)」と呼び、
神田にその年はじめて苗を植える儀式に神を降ろす祭具として用いていたと
いわれています。
1874年(明治7年)に石上神宮大宮司となった菅政友が、刀身に金象嵌銘文が
施されていることを発見し、剣の錆を落としてその銘文の解読を試みました。
以来、その銘文の解釈・判読を巡って研究が続いています。
七支刀(しちしとう)の名は、鉾に似た主身の左右から三本ずつの枝刃を出して、
計七本の刃を持つ形に由来すると考えられています。
『日本書紀』には七枝刀(ななつさやのたち)との記述があり、4世紀頃、
倭に対し百済が朝貢した際に献上されたものとされ、関連を指摘されているとか。
当時の中国との関係を記す現存の文字史料の一つであり、好太王碑とともに、
4世紀の倭に関する貴重な資料といわれています。
現在、七支刀は国宝として石上神宮に秘蔵されていて、一般公開はされていません。
最後に公開されたのは2015年。次に実物を拝めるのはいつになるでしょうね。
世界には中二心をくすぐるお宝がまだたくさんあります。
今後もどんどん紹介していきますよ!
株式会社DARIANの岡本大助でした。