架空だからこそ夢の膨らむ伝説の武器9 グラム
みなさんこんにちは!
株式会社DARIANを経営する隠れ中二病患者、岡本大助です。
このブログは僕が自分の中二病趣味を垂れ流す
完全自己満足スペースです。
さて、今回も北欧神話に登場する伝説の武器をご紹介します!
その名も「グラム」。
『グラム』
(「グラム」を持つシグルズ)
グラムは北欧神話に登場する剣で、古ノルド語で「怒り」を意味します。
英雄シグルズが持つ剣とされている、140cmの大剣です。
グラムは北欧神話における最高神オーディンがつくった剣で、元々はシグルズの父親のシグムンドが持っていました。
ある夜、老人に姿を変えたオーディンがシグムンドをはじめとした村人の前に現れ、巨木にグラムを突き刺し「これを引き抜くことができた者にこの剣を授ける」を言います。
村人たちの中で、グラムを引き抜けたのはシグムンドだけでした。
かくしてグラムを手に入れたシグムンドはその後数々の戦に勝ちますが、とある戦いで伝説の槍グングニルにグラムを折られてしまいます。
致命傷を負ったシグムンドは、生まれてくる子(シグルズ)のために折れた剣を妻に託し死にました。
その後、シグルスの養父となった鍛冶屋のレギンがグラムを鍛え直し、成長したシグルズがその剣を受け取ることになりました。
シグルズは北欧神話における英雄としてその後さまざまな物語に登場しますが、シグルスとグラムの話で有名なのがファフニール退治です。
シグルズの養父レギンには、ファフニールという兄がいました。
ファフニールは父親であるフレイズマルが手に入れた財宝を独り占めするために、フレイズマルを殺します。
そして竜に姿を変え、今もその財宝が盗まれないよう目を光らせているとのこと。
兄によって実の父を殺されたレギンは、シグルズに父の敵討ちを頼みます。
グラムを使い、ファフニールを殺してくれと言うのです。
シグルズはファフニールに勇敢に立ち向かい、グラムでその心臓を突き刺し見事養父の願いを叶えました。
そしてファフニールの血を舐めたことがきっかけで、不思議なことにシグルズは鳥の言葉が分かるようになります。
そして鳥たちから、実は養父のレギンが自分を裏切ろうとしていると知らされたシグルズは、大剣グラムでレギンを倒しました。
養父に裏切られるなんて、シグルズが少々不憫ですね。
まぁ、おっかない竜退治を息子にやらせようとしている時点で怪しかったのですが…。
それにしても140cmの大きさの大剣だなんて、中二心をくすぐりますね!
大剣は永遠の憧れです。
本日はここまで!
株式会社DARIANの岡本大助でした!