架空だからこそ夢の膨らむ伝説の武器4 魔剣ティルヴィング
みなさんこんにちは!
株式会社DARIANを経営する隠れ中二病患者、岡本大助です。
このブログは僕が自分の中二病趣味を垂れ流す
完全自己満足スペースです。
ここ何回か北欧神話続きになっております。
だって北欧神話すっげえ楽しいんだもんwwww
ということで今回も懲りずに北欧神話から伝説の武器をご紹介。
第四弾の今回は、再び魔剣です。
『魔剣ティルヴィング』
ティルヴィングを手に入れるスヴァフルラーメ
北欧神話の主神オーディンの孫にあたるスヴァフラーメ王(スウァフルラーメ)は、ドヴェルグ(ドワーフ)のドヴァリンとドゥリンを拘束し、自由にする引き換えにこの剣を作成させた。
ティルヴィングは黄金の柄によって装飾され、決して錆びることなく、岩や鉄をも布のように容易に裂く切れ味を誇り、スヴァフラーメはその出来栄えに大いに満足していた。
だが、二人のドヴェルグはこの剣に二つの呪いをかけ、去り際にそのことを教えた。
一つ。この剣は一度鞘から放たれれば、誰かを殺さなければならない。
二つ。この剣は所有者の願いを三度叶えるが、必ず所有者の命を奪う。
スヴァフラーメは戦場でこの剣を振るい、幾度も勝利を納めた。
だが、ドヴェルグの呪いには打ち勝てず、巨人アルングリムルに奪われたティルヴィングそのものによって命を落とす。
その後も呪いは続く。
スヴァフラーメの王女ユフラテを娶ったアルングリムルは、息子アンガンチュール(一人目)にティルヴィングを譲るが、その息子は英雄ヒャルマルとの決闘で相討ち、両者と共に呪いの剣は葬られる。
その後、ティルヴィングはアンガンチュールの娘ヘルヴォルによって掘り出され、その息子ヘイズレクに渡される。
ヘイズレクは兄アンガンチュール(二人目)を殺し国を追放される。後にレイドゴートランドの王となるがオーディンの予言によって命を落とす。
さらにヘイズレクの息子アンガンチュール(三人目)は、父を殺した仇に復讐しティルヴィングを取り戻す。
そこから伝承はゴート族とフン族の戦争へと繋がっていく……
※文中に三人も「アンガンチュール」が出てきますが、全員別人です(でも全員血族)。
なお、この物語は後にJ.R.トールキンの『指輪物語』の創作に大きく貢献することになります。
北欧神話に登場する武器の中では、レーヴァテイン、ミョルニル、フルンティングなどに比べるとややマイナーな感は否めないティルヴィングですが、その『願いを叶え、破滅をもたらす呪いの宝剣』という性能から、出てくるとそれなりにテンションが上がりますwww
さあどこまで続くかな、北欧神話シリーズwww!
今回はこの辺りで。
株式会社DARIANの岡本大助でした。