歴史と神秘を体現する日本神話の武器1 天沼矛(あめのぬぼこ)
みなさんこんにちは!
株式会社DARIANを経営する隠れ中二病患者、岡本大助です。
このブログは僕が自分の中二病趣味を垂れ流す
完全自己満足スペースです。
さて、今回からは日本神話シリーズです!
記念すべき第一弾を飾るのは、イザナギ・イザナミが操ったとされる『天沼矛(あめのぬぼこ)』です。
『天沼矛(あめのぬぼこ)』
青空にそびえるこちらは、宮崎県高原町にある霧島東神社に祀られている天逆鉾(あまのさかほこ)です。
天逆鉾は天沼矛の別名とされていますが、その位置づけや性質は微妙に異なっているとも言われています。
ずばり天沼矛!という画像がなかったので、こちらを見てなんとなくイメージしてもらえたら…。
天沼矛は矛なので、このように先端が分かれていたと考えられています。
『古事記』によると、伊邪那岐(イザナギ)伊邪那美(イザナミ)の二柱が別天津神に漂っていた大地を完成させるよう命じられたときに与えられたのが、この天沼矛だそうです。
ちなみに別天津神とは、天地開闢(世界が誕生したとき)に現れた五柱の神々のこと。
先輩たちに命じられたらやるしかないですよね!
イザナギとイザナミは『天の浮き橋』という天と宙にかかる橋の上に立ち、天沼矛を海原に降ろし混沌とした大地をかき混ぜました。
このとき矛の先から滴り落ちたものが積り積もって、神々がつくり出した最初の島である「オノゴロ島」ができたと言われています。
ちなみにこのオノゴロ島は架空の島と言われていますが、実在する…なんていう説もあるのだとか。
淡路島にはオノゴロ島の名を冠した神社も存在します。
さて、次回はヤマタノオロチを倒した剣として知られる「天羽々斬(あめのはばきり)」について紹介します!
それでは今回はこの辺りで。
株式会社DARIANの岡本大助でした!