世界に存在する伝説の刀 その2
みなさんこんにちは!
株式会社DARIANを経営する隠れ中二病患者、岡本大助です。
このブログは僕が自分の中二病趣味を垂れ流す
完全自己満足スペースです。
『炎の剣 ティソーナ』
今回ご紹介するのは、スペインの叙事詩である「わがシッドの歌」の
主人公であり、実在の人物ロドリーゴ・ディアス・デ・ビバール
(通称エル・シッド)が持っていた二振りの魔剣のうちの一本である
炎の剣「ティソーナ」。
名前の由来はラテン語で「燃える木」「たいまつ」という意味から。
エル・シッド(1045年? - 1099年)のいたカスティーリャ王国は、
イベリア半島に存在した中世の帝国の一つ。
エル・シッドは、王国の軍事指導者と外交官でムーア人と戦い、
スペインの英雄となった人物です。
彼は熟練した軍事戦略家であり、強い剣士でもありました。
エル・シッドは一生の間に多くの異なった剣を使用しましたが、
最も有名な剣がティソーナです。
エル・シッドがムーア人との戦いで振るったティソーナは、
スペインで最も大切な遺物の一つといわれています。
ティソーナのすごさは、持ち主によって「強さが変わる」という
魔法のような性質を持っているところにあります。
叙事詩「わがシッドの歌」の中では、
「その強さは装備者の強さによって異なり、敵にふさわしくない者に恐怖させる」
とあり、子供たちがティソーナを持つと普通の剣でも、
強者が持った瞬間に敵兵は恐怖に包まれ、戦わずして敗北を宣言したといいます。
もともとはスペインのトレド軍事博物館で展示されていたティソーナですが、
現在はブルゴスの博物館で展示されています。
世界には中二心をくすぐるお宝がまだたくさんあります。
今後もどんどん紹介していきますよ!
株式会社DARIANの岡本大助でした。